グリフォン製「

フィぎゅっと! 夜神月&リューク

」のレビューです


定価4599円 お勧め度 4 / 10 (夜神月)


定価5985円 お勧め度 6 / 10 (リューク)





「そうだ・・・僕がキラだ」



「そして僕は・・・新世界の神になる!」
「(やっぱ・・・人間って面白!)」



 表の顔は文武両道の超優等生で、裏の顔は世界最悪の連続殺人犯キラ。
 ジャンプ史上屈指の(前半は)天才ダークヒーロー、夜神月がフィぎゅっと! に降臨。

 造形・塗装は基本良好。服の造形なども雰囲気出てます。プロポーションは・・・足が長すぎる気がしますね。
 また、わきの下や膝の造形が手抜きなのも残念。特に膝関節はズボンとそもそもの色が違います。
 全長は約16センチで、figmaやフィギュアーツよりも少し大きめです。



 アップ。まぁ、似てるといえば似てます。
 確かにコミック初期の表の顔はこんな感じでしたし、造形や塗装も良好です。



 が、この表情のチョイスはどうなのか。
 夜神月の本性ともいうべき邪悪な顔が付属しないとは・・・担当の方はちゃんと原作を見たの?
 しかも表情が似たりよったり過ぎて遠目に見ると使い分ける必要性が皆無。何考えてんだ。

 造形や塗装の精度は良いだけに、表情のチョイスは本当に残念です。



 可動範囲は良好。グリグリ動きます。
 ただ、前述の通り膝やわきの下の造形は手抜き。しかも、膝は色や段差が目立つ目立つ。
 この大きさで5000円近いフィギュアなんだから、可動時の見栄えも少しは考えてほしかったなぁ。
 また、関節がスポスポ抜けるのも残念。リュークもそうなので多分これはシリーズその物の問題かな?

 グリグリ遊ぶには手足がスポスポ抜ける。
 ポーズをつけて飾るには脇や膝の手抜きが目立つ。
 どうもどっちつかずなアイテムという印象を受けてしまいますねぇ・・・。



 付属品。劇中の特徴的なアイテムは結構そろってます。
 欲を言うなら、手首のついていない開いたデスノートやヘッドマイク等があると嬉しかったですね。
 手首については結構数が豊富。ただ、こちらもイマイチチョイスが謎。
 左手の握り手首は2種類あるのに、右手の握り手首がないというのはどういうことなのか?
 表情といい、フィぎゅっと!はイチイチよくわからない仕様ですね。

 ちなみに画像右はフィぎゅっと!ケース。フィぎゅっと!の小物を収納するのですが、明らかに大きすぎ。
 つけてくれる分には良いのですが、もう少し内容に合ったものが欲しいなぁ。



 フィぎゅっと!台座鳴るものも付属。
 こちらは初期状態ではかなりアームが緩いので、ネジを締めてきつくすることを推奨します。
 ただ、台座との接続部の緩さはもうどうしようもないので、接着剤とかで太らせるとよいと思います。

 で、一応夜神月の腰あたりに接続用の穴があいているのですが、腰を回すと服と腰の穴がずれて差し込めません。
 といっても、これについては造形上仕方ないと思うので特に文句はないんですけどね。



 ペンは専用の持ち手に装着。
 こちらの持ち手は欲しペンをしっかりとホールドしてくれます。



 腕時計は手首に装着可能。
 なお、流石に中にノートの切れ端を仕込むギミックは再現されていません。



 スタイリッシュにポテチを食う。ちなみに原作ではテーブルではなくポテチの袋の中にデスノートがあります。
 なお、流石にポテチの袋の中身は造形されていません。また、ポテチの中身も付属しません。



 手錠は手首をいったん外して装着。
 この手錠が付属するということは、いつかLも発売してくれるんですよね?



 運命の出会い。



 ここからは退屈のあまりデスノートを地上に落した諸悪の根源、死神リュークの紹介。
 面白いことが大好きなキャラで、夜神月とは良いコンビだったと思います。

 こちらは造形・塗装がかなり高いレベルです。可動フィギュアと考えるとかなりの頑張り。
 一見頭が大きく、脚も短く感じますが、膝が曲がっているせいなので実物はわりと自然なプロポーション。
 造形だけでなく質感や雰囲気もよい感じで、見た目についてはかなり良い感じではないかと。



 アップ。こちらもよい出来。
 造形・塗装・質感ともに良好で雰囲気がばっちり出ています。
 眼の焦点があっていませんが、それがまた良い雰囲気になっているので個人的にはあまり気になりません。



 ただ、接続方法だけは本当に謎。何コレ?
 しかも、この接続方法は見栄え・可動ともに何の恩恵もありません。ただ外れやすくてイライラするだけ。
 さっさと軸の方と首を接着してしまいましょう。



 可動範囲はこんな感じ。正直デザインのせいもあって狭いです。
 特に股関節はかなり狭く、前後左右ともにあまり動きません。また、膝をまっすぐ伸ばすことも無理です。
 全体的に下半身がイマイチな感じですね。
 
 なお、夜神月同様こちらも手足がスポスポ抜けます。腹部関節もユルユルで、上半身がフラフラしてます。
 また、付属のフィぎゅっと!スタンドもアームが台座からスポスポ抜けます。月よりも遊びにくいです。

 可動範囲が狭いうえに遊び心地も悪い。
 造形が良いのでポーズをつけて飾るのが一番良いと思います。



 付属品。月と違ってこちらは少なめ。
 せめて最後に月の名前を書くシーンのためにも、開いたデスノートはつけてほしかった・・・。

 ちなみに今回も月同様フィぎゅっと!ケースが付属。
 ただ、翼は残念ながら入りません。そのくせ他のパーツを入れるとスカスカという中途半端さ・・・。
 うーん、小物入れをつけるという発想は良いから、もう少し実用性も考えるとよいですね。



 翼を広げて。
 リュークの全長が約18センチくらいあるので、翼をつけるとかなりのボリューム。
 ただ、残念ながら翼は一切可動しません。この角度で固定です。



 付属のスタンドを使えば飛行シーンを再現可能・・・ただし、初期状態ではかなり緩いのでネジ締め必須。
 また、アーム自体がそれほど長くないのであまり派手な飛行ポーズは難しいかもしれません。



 リンゴは専用持ち手でばっちりホールド。
 ただ、前述のとおり下半身の可動はイマイチで肩はデザインの関係で上がらないので、OPの再現は無理です。



 かじりかけリンゴ。
 リンゴの方も造形・塗装ともに良くできてます。



 後ろ姿。
 翼は可動しませんが、その分見た目は良いのでこれはこれでアリかもしれませんね。



 すべての始まり。



 二人はキラキュア。
 身長差がまた良い雰囲気を出しています。


 
 やはりこの二人は並べてこそベスト。
 こうして遊ぶと出来がイマイチな月も買って良かったと思います。



「いや、死ぬのはライト・・・お前だ」

 そして、すべての終わり。


 ・・・うーん、個人的には『DEATH NOTE』の最後の方はあまり好きではなかったりします。
 夜神月が最後にリュークのノートで死ぬのはかなり良い終わり方だと思いますが、問題なのはその過程。
 具体的には10巻以降。まぁ、そのあたりは個人の趣味とかもあると思うので多くは語りませんけど。


総評


 結論から先に言いますと、リュークはそれなりにお勧めで月は微妙。
 ただ、ファンならば2体買って並べることをお勧めしたいです。

 月の方は全体的に本当に微妙。というか、駄目何ですけどね。
 足は長すぎるし、造形は一部手抜きだし、顔はまぁ似てるけど表情のチョイスが微妙。
 可動範囲は広めだけど遊び心地は悪いし、付属のスタンドや小物入れもとにかく微妙。
 小物類や手首は充実しているので遊びがいがあるのですが、手首のチョイスも握り手首が片方しかないと謎仕様。
 値段も割高感があるし、正直お勧めはできません。

 反面リュークの方は飾る目的ならなかなかお勧め。
 見た目や雰囲気がなかなか良い感じで、アクションフィギュアとしてはかなり頑張っていて結構満足な感じです。
 こちらもスタンドや翼が入らない小物入れ等微妙な点はありますが、長所がきちんとあるのでそれなりにお勧め。
 ポーズをつけて飾ると結構満足できます。まぁ、そのポーズをつける過程で遊びにくくてイライラしますけど。
 もっとも、造形が良いリュークなら固定フィギュアを買った方が早いんですけどね・・・。

 
 双方ともに駄目な点(遊びにくさや仕様)を抱えているのですが、長所がきちんとある分リュークの方はそれなりにお勧め。
 ただ、個人的にはやはり2人そろってこその『DEATH NOTE』だと思うので、どうせ買うなら2体まとめて買うことを推奨します。
 両方ともアクションフィギュアとしてはお世辞にも出来が良いとは言えませんが、並べるとやはり満足感が違いますから。

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