アートストーム製「

ES合金 バイカンフー

」のレビューです


定価8800円 お勧め度 8 / 10





「闇の支配からこの世を守れとの命により、ここに正義の鉄槌を下す!」



「貴様らに名乗る名前はないッ!」

 まずはバイカンフーのパイロット(?)であるロム・ストール。
 全長は約4センチ弱と小さいですが、全体的に造形・塗装は良好です。(なぜか白眼は黄色がかってますが)
 気になるのは顔がイマイチ似てないことですが・・・一体この眉毛は何を参考にしたのでしょう?
 なお、マスクは残念ながら取り外し不可です。



 可動範囲は・・・まぁ、大きさ相応って感じですね。
 肩は前後左右に軸可動、首と股関節はボールジョイントです。残念ながら、原作のようにアクションをさせるのは難しいかと・・・。
 まぁ、この形態がメインでないのでギミック用と割り切れるし特に問題ないと思いますが。



 腕は肘を曲げたものが付属。こちらも肩が前後左右に動きます。
 ただ、私のはなぜか左肩の水平関節が動かない。まぁ、おなじみの不良品ですね。
 これでES合金の不良率は4/6。うーん、サポートはいいのですが、そもそも不良を減らして欲しい。

 なお、残念ながら腕組みはできないし、専用の腕も付属しません。



 もちろん剣狼が付属。
 スタンドも専用のものが付属します。



 アクション・・・といっても、こんなところが限界ですが。
 ちなみに、剣狼は柄が塗装してあり、ロムに持たせると塗装がガリガリはがれます。
 後述のバイカンフーでもそうですが、今回は全体的に塗装ハゲに悩まされますね。



 流星も付属するので、手にもたす際に気を使えば運命両断剣ツインブレードも再現可能です。



 ロムの妹、レイナ・ストールも付属。
 こちらはロムよりも小さいですが、造形・塗装は悪くないです。
 ただ、やはりロム同様イマイチ似ていない・・・うーん、まぁ、オマケと割り切ってしまえば別にいいんですけどね。



 可動は首・肩・股関節がボールジョイント。可動範囲は全体的にロム以下ですね。なお、自立もできません。
 また、レイナの場合肩が外れやすく、気がつくと脱臼しています。小さくなくしやすそうだし、動かさない方が無難かなぁ。



 ヘルメットを外し、髪を装着することが可能。
 ・・・悪いとかいうつもりはないのですが、こんなもんつけるくらいならロムのマスク無し頭部や腕組用腕が欲しかった・・・。


 
 兄と妹。(だからアブナイ)
 ロムはギミックに必要だし、この大きさで合身可能なので良いと思いますが、レイナは・・・うーん。
 もちろん付属品が増えることに文句はないのですが、増えるならもっと別のものが欲しかった気もします。



「剣狼よ! 我に力を!」



『光のエネルギーが頂点に達すると、剣狼は次元の壁を超えてケンリュウを呼び寄せるのである。
 ロムは、ケンリュウと合身することにより、その力を数十倍に発揮することができるようになるのだ!』

 ロムは差し替え一切なしで、ケンリュウと合身可能。この大きさと頭身的にかなり頑張ってます。
 なお、レイナは残念ながら合身不可・・・いや、別に残念じゃないか。



「闇ある所光あり・・・悪ある所正義あり・・・!  天空よりの使者、ケンリュウ参上!」



 次はケンリュウの紹介。
 造形・塗装はかなり良い感じで、見た目についてはかなりカッコ良いです。(頭部の塗装剥げは遊んでいてついたものです)
 顔は目つきなどが劇中よりも鋭い感じにアレンジされており、こちらも結構良い感じです。

 ただ、設定と違ってケンリュウの肩が黒いです。アレンジですかね。
 まぁ、劇中でも黒かったり白かったりしたので気にならないといえば気になりませんけど。



 大きさを比較。
 ケンリュウの全長は約9センチ。一部に合金が使用されていますが、構造上空洞が多く重みはそれほど感じません。
 まぁ、この大きさで合身する時点で十分すごいので重さなどは特に文句はないですね。



 で、今回最大のすごいポイントは可動範囲。中にロムがいるにもかかわらずグリグリ動きます。
 特に腰はすごく、左右回転だけでなく前後にも可動。SD体形なロムの足は腹部に収納され、その利点を最大限生かしてます。
 流石に肘や膝は90度程度ですが、それでも大きさや体系的には文句なし。
 ロムの頭部を格納している頭部も、左右には結構動きます。(流石に前後には動かず、うつむきがちがデフォ)

 全体的に大きさ・体形・ギミックを考慮するとかなり良好な可動範囲だと思います。



 アクション。
 手首は握り手・開き手・持ち手の3種類が付属。
 下半身の可動範囲が広く、派手なポーズもばっちり決まります。



 もちろん持ち手には剣狼と正義の盾を装備可能。
 剣狼でのアクションもばっちり決まります。



「天空宙心拳、爆烈空転ッ!」

 スタンドはケンリュウ専用のジョイントが付属します。
 正直記憶は曖昧ですが、爆烈空転は天空真剣だったかも・・・。(なお、スパロボでは天空真剣)



「天空真剣、稲妻二段斬りッ!」

 うーん、かなりカッコ良い。
 ギミックも面白いし、可動も良いし、満足です。



「天よ地よ、火よ水よ・・・! 我に力を与えたまえ! パァァァァイルフォォォゥメェイションッ!!」

『ロムの意思を受け、剣狼が空中で光になると、時を超え、次元を超え、パイルフォーメイションは完成する!
 バイカンフーは、地上すべてのエネルギーとシンクロし、自然現象をも変えるパワーを出すことが可能となるのだ!』

 こちらもケンリュウから差し替えなどは一切なしでパイルフォーメーション可能。
 なお、合身時はケンリュウの肘の向きに注意しないと破損の原因になります。



「バァァイカンフーッ!!」



 最後はこの商品のメイン、バイカンフーを紹介。
 全長は約15センチとなかなかのボリュームで、こちらは空洞は多いですが結構ずっしりとした重量感。
 造形・塗装精度は良好で、劇中のイメージを残したままさらにカッコ良くなっています。
 ギミックによるバランス崩れなどはなく、全体的にカッコ良い出来となっています。

 ただ、欠点をあげるなら、ケンリュウ同様肩の塗装を盛大に間違えています。
 確かにアレンジといえなくもないのですが、結構目立ってしまっていて個人的にはちょっと残念です。



 超合金魂バイカンフーと並べて。
 意外なことに、SD体形ということを踏まえてもES合金の方が劇中に近いイメージとなっています。
 どちらが良いかというのは求めるものによって変わると思うのですが・・・バイカンフーならES合金の方が好きかも。



 可動範囲はケンリュウほどではないですが広く、満足のいく感じ。
 肘は可動範囲が広く、可動させると内部のシリンダーも動くなどなかなか面白いです。
 肩は前後左右に少し癖のある可動をしていますが、こちらも慣れれば特に問題ない感じです。
 流石に腰は前後に動かせませんが、左右にはグリグリ動きます。
 全体的に、体形やギミックを考えるとかなり頑張ってると思います。

 ただ、首はそれほど動かない上にちょっと問題があります。
 左右にしか動かないというのはケンリュウと同じなのですが、左右に回し過ぎると前後にパカッと開いてしまいます。
 さらに、内部で干渉しケンリュウの頭部の塗装がガリガリと・・・正直ケンリュウを入れて遊ぶのはお勧めしません。
 とはいえ、実はこの点はそれほど欠点になりません。理由は下記のダミーボディで紹介します。



 構えて。
 手首は握り・開き・手等・持ち手1・右持ち手2が付属します。



「サンダァァ、パァンチッ!」

 前述のとおり肩の可動には少し癖があり、背中側で水平軸・肩横で前後軸という取り付けになっています。
 流石にボールジョイントほどグリグリ動かすことはできませんが、ギミック的にこの構造が無難だと思います。



 で、こちらが付属品のダミーボディ。
 装着することで全身の可動範囲が増えるだけでなく、最大の問題であるケンリュウの塗装ハゲがなくなります。
 基本的にケンリュウはギミック時のみで、遊ぶ時はこれで遊ぶのが基本って感じですね。



 45度以上動かすとパカッと開いていた頭部も、問題なくま横を向けるようになります。
 また、ダミーボディには発光ギミックが仕込まれていて、これもなかなかカッコ良くて良い感じです。



 肩・股関節・膝も心なしか可動範囲が広がった感じ。(気のせい?)
 内部ケンリュウとの干渉がなくなったので、思いっきりグリグリ遊べるようになります。



 もちろん持ち手にすることで剣狼を装備可能。
 剣狼はロム用・ケンリュウ用・バイカンフー用の3種類が付属します。



「サンダァースマァッシュッ!!」

 角度の違う持ち手が付属するので、剣狼を前に突き出すポーズもばっちり取れます。



「サンダァーサァイクロンッ!!」

 キック・・・と見せかけてパンチ!
 絶対ロムはその場のノリで技名言ってますよね。



「ファイヤァーチョォップッ!」

 脚部や肩の空洞が気になるといえば気になりますが、保持力とかは特に問題ありません。



「ゴッドハァンドスマァッシュッ!!」

 スパロボのおかげでバイカンフーの代名詞となったゴッドハンドスマッシュ。
 というか、スパロボのバイカンフーはカッコよすぎですよね。



「バァーストキィックッ! 成敗ッ!! 」

 スタンドは例によってバイカンフー用のアームが付属。
 重めなバイカンフーをしっかりと支えてくれます。



「天空宙心拳、招雷! サンダァークロォウッ!!」

 本体の出来は良いし、キャラ的にも技が多く遊んでいて楽しいですね。



 ES合金は毎回出来が良くて良いですね。
 後は延期と不良品がないと完璧なんですけどねぇ・・・。


総評


 かなり良くできています。
 造形・塗装・プロポーションは良好。ケンリュウ・バイカンフー両形態ともカッコよくできてます。
 ギミックの完成度も高く、体形や大きさを考えるとかなり頑張っている感じ。
 ロム以外は可動範囲も広く、遊び心地も良好。特にメイン形態のバイカンフーはダミーボディのおかげでグリグリ遊べます。
 ロム以外付属品も良い感じだし、特にダミーボディは塗装ハゲ等がなく本当にナイスです。
 一見定価は高いですが、実際触ってみると十分に満足感のある良いアイテムだと思います。

 残念なのはまずロム。似てないし、マスク無し頭部がないのはちょっと残念。腕組用腕も欲しかった。
 次は肩の色。アレンジと考えれば悪くはないと思いますが、個人的には結構気になってしまいました。
 最後は塗装の干渉。とはいえ、この点はギミック的に仕方ない点もあるし、ダミーボディ付属するからそれほど文句はないですけど。


 本体の出来についてはかなり高レベルで、見た目・ギミック・可動ともに高水準です。
 一部気になるところはあるのですが、それ以上に魅力のある良いアイテムだと思います。

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