バンダイ製「

DX超合金 VF-25F スーパーメサイアバルキリー (早乙女アルト機)

」のレビュー

定価16800円 お勧め度 5 / 10





「これが空・・・シェリルとランカが開いてくれた、本物の空・・・!」



 劇場版の公開に合わせ、VF-25とスーパーパックとのセットが発売。
 こちらはTVアニメ版カラーではなく薄い水色の劇場版カラーになっているらしいです。
 まだ劇場版を見てないので何とも言えませんが、うーん・・・正直TV版カラーの方がカッコ良い気がしますね・・・。

 造形・塗装はかなり良い感じ。細かいマーキングまでよくできています。
 ただ、ちょっと塗装が剥げ易い気がします・・・特にマーキングが剥げてたりすると結構ダメージでかいです。
 プロポーションバランスも良好で、多分このファイター形態が一番カッコよくできていると思います。



 コックピットには早乙女アルト(らしき人物)が載っています。
 EXギアは装備してないようですね。



 足の裏はノズルっぽい造形がされていて良い感じ。
 ダイキャストの質感が素敵です。



 裏側。機種と両足にはランディングギアを差し替えなしで展開可能。
 ランディングギアは結構しっかりとしていて、合金の使用されている本体を結構しっかりと支えてくれます。



 ファイター形態でガンポッドを装着する際は専用のジョイントを使用。
 ・・・あれ? 完全変形は・・・?



 付属のスタンドを使用。台座にはSMSのマークが。
 結構しっかりとおさまってくれて良いのですが、角度の調節などができないのは残念です。



 次はガウォーク。この際シールドはいったん取り外してから腕に装着します・・・完全変形?
 で、見てわかる通り脚が全然曲がらない。さらに足首の保持力が弱すぎてポーズなんてつけられない。
 正直、これがこの商品で一番ダメな形態だと思います。



 太もも部のロックを外すことで可動範囲が広がり、ようやく自然な状態に。
 さらにいうならロックを外すことでバランスもとり易くなり、ポーズもつけやすくなります。
 ガウォークで遊ぶ際はロックを外すことを推奨します。



 ガンポッドを装備。
 付属手首は握り・開き・持ち手が左右各1つずつ付属。手首はボールジョイントで、保持力等に問題はなし。



 肩周りは良く動いてくれるので両手持ちも楽々。
 ガンポッドは差し替えなしで展開可能です。



 スタンドのジョイントを変え、パーツを追加することでガウォーク用スタンドへ。ただこのスタンド、太もも部のロックを外すと上手くディスプレイできません。
 よってスタンドを使う際は太もも部をロックしなくてはいけないので、写真のようなガッカリポーズに。うーん、せめて逆関節がもう少し曲がってくれたらなぁ・・・。



 最後はバトロイド形態。全長約24センチで、合金が使用されているのでなかなかのズッシリ感。
 変形自体は結構良くできているのですが、胸部や背中がちゃんとロックされないのでそのあたりのバランスの調整がちょっと難しい。
 良く言えばいろんなポーズをとれるんだけども、個人的にはかっちりロックしてくれた方が良かったなぁ。

 プロポーションはちょっとゴツめ。とはいえ別に破たんしているということはなく、結構カッコよくできていると思います。
 それにしても、立体化してみるとメサイアって結構スカスカなんですね・・・。



 アップ。良くできてます。
 ただ、口周りの塗装が少し汚いのは残念。



 で、この頭部ロックがかなり弱くすぐ写真のように陥没してしまいます。
 ポーズをつけるといつの間にか陥没していたりして、結構イライラしますね。



 可動範囲は微妙。
 肩・肘・首は結構広いのですが、とにかく股関節が開けない。足首も左右可動はイマイチですが、まぁ股関節が開けないので別に気になりません。
 なお、構造的に弱そうな肩周りには合金が使用されていて、触った感じ結構頑丈そう。
 他にも強度が必要なところには合金が使用されていてガシガシ遊ぶ分には結構良い感じになっています。
 
 で、何より最悪なのはやはり保持力。ガウォークよりはバランスがとり易いですが全体的に保持力が弱く、いつの間にかポーズが乱れてます。
 また、股関節のロックもイマイチ頼りなく、遊んでいるといきなりロックが外れ上半身が背中から地面に突っ込んでいくことがあります。



 アサルトナイフを装備。
 股関節後部のロックを外すことで、可動範囲を少し広げることができます(写真右)。ただ、かなり不安定になるので長時間飾るのは危険だと思います。
 で、残念なことにシールドにナイフを収納できません。この大きさとこの値段でそれができないというのは結構がっかりですね・・・。



 ガンポッドを装備。
 肩周りの保持力もそれほど強くなく、長時間腕を前に出しておくと垂れ下がってしまうこともあります。



 例によってジョイントを交換することでバトロイド用スタンドへ。
 スタンドの接続はそれほど強くないですが、結構良いバランスで安定して飾ることができます。




 スーパーパックを装備、いよいよメインのスーパーメサイアを紹介します。
 スーパーパックの色も劇場版が基準らしく、水色のものに変更されています。個人的にはやはりグレーが良かったなぁ・・・。

 まずはファイター形態。見た目も良く、遊び心地も良い感じ。
 保持力やポロリを聞いにせずに遊べる、この商品で一番すぐれた形態だと思います。



 脚部の装甲は可動式なので、ランディングギアは問題なく展開可能。



 次はガウォーク。
 全体的にパーツが増えたせいか、通常状態よりはバランスをとり易くなった気がします。



 スタンドも問題なく使用可能。ただ、やはり逆関節の曲がりが足りない・・・。



 と、言うことで太もも部のロックを解除。
 やはりこの状態が一番自然だし、バランスもとり易い。ガウォークにする際はロックをしない方が良いと思います。



 ガンポッド発射。
 見た目についてはかなりカッコよく、通常状態でのスカスカ感はずいぶん減りました。
 ただ、脚部装甲のポロリはひどく、遊び心地はかなり悪化しています。もともと保持力が弱く遊びにくいのに、その上パーツのポロリまであるとは・・・。
 正直ポーズをつけて飾っとくのが一番な気がしますねぇ・・・。



 見た目についてはカッコ良いんですけどね。
 ちなみにポロリポイントは脚部装甲と太ももの装甲です。



 最後はバトロイド形態。
 手足がゴツイわりにスカスカだったイメージが払拭され、なかなか頼りがいがありそうになってます。
 見た目に関してはかなり良い感じで、良くできていると思います。

 ただ、今回股間の装甲は追加パーツで再現されています。つまり、ファイター・ガウォーク形態では余剰パーツになってしまいます。
 この瞬間今までかろうじて保ってきた完全変形の看板は消滅。たった1パーツですが、気分的にはずいぶんとがっかりです・・・。



 当然ですが可動範囲は狭くなっています。
 特に顕著なのは膝で、90度くらい曲がっていたのが45度くらいに減ってしまってます。股間も太ももアーマーがあるので若干狭くなってます。
 また、この状態にすると保持力のなさに加えてパーツのポロリが頻出します。脚部装甲と太もも装甲のポロリは本当にひどい。
 頭部の陥没も健在だし、正直遊び心地はかなり悪いですね。



 ガンポッドを装備。
 相変わらず肩周りは良く動きます。



 射撃。例によってスタンドは問題なく使用可能。



 もちろんアサルトナイフも装備可能。
 当然ですが肩周りやひじの可動範囲は変わってません。良く動きます。



 両手持ち。見た目についてはかなりいい線いってると思うのですが・・・。
 なにせ股関節が全然開けないからどうもポーズが不自然なものになってしまいますね。



 一斉発射。肩部のマイクロミサイルポッドは開閉可能で、アームを動かして位置を調節することができます。



 単品版やスーパーパックを買い逃したのでこういうセット販売はありがたいのですが・・・。
 正直通常カラーのセットを販売してほしかったなぁ。



総評


 うーん・・・大人向けの玩具と考えると、正直微妙な感じです。
 合金可変トイと考えるとなかなか良くできているのですが、ところどころに穴があるのは残念。
 特にスーパーパックを装備すると完全変形じゃなくなるのは個人的に結構マイナス。ガンポッドに専用ジョイントが必要なのもイマイチ。
 アクションフィギュアとしては完全に論外で、可動範囲が狭く保持力、ロック・スーパーパーツのポロリなど遊び心地も悪いです。
 見た目については悪くないので、飾る分にはそれなりに良さげ。ただ、そう考えるとスタンドはもう少し使いやすいものをつけてほしかった。

 やはり最大の長所は合金玩具らしい頑丈さですかね。ポーズとか気にせず手に持ってガシガシ遊ぶのが一番楽しいと思います。
 上述したように変形機構自体はわりと良くできているので、合金使用変形玩具としてはそれなりに満足できるのではないでしょうか。


 全体的に作りこみが甘く、特にスーパーパックのオマケ感を考えると正直あまりお勧めできる感じのアイテムではないですね。
 ただ、完全変形かは微妙ですが変形機構は強度を含め結構良くできているので、ガシガシ遊べるメサイアが欲しい人には良いかもしれません。
 

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