シーエムズ製「

BRAVE合金 バラタック メタリックカラーVer.

」のレビューです


定価24990円 お勧め度 5 / 10





 前もって書いておきますが、私は超人戦隊バラタックを見たことがありません。
 なので、今回はあくまで玩具としての出来のみをレビューするのであしからず。



 ガ・キーンの再販を聞き「こうなったらマグネロボを全部集めるしかねぇ!」とバラタックを衝動買い。
 原作を知らないということもあり発売当初は興味がなかったのですが、実物を手に持つと・・・あれ、意外に良いデザイン。

 造形・塗装は良好。プロポーションもOPしか知りませんが劇中のものに近いと思われます。
 今回はメタリックカラー版なのですが、意外に落ち着いたメタリックカラーで玩具っぽさ等は特に感じません。
 ただ、公式HPの画像と異なり腕があまりメタリックでないので脚部や胴体に比べて微妙に浮いてしまってますね・・・。



 アップ。カッコ悪いけどなんか愛嬌があります。
 前述の通り原作は見たことないのですが、OPを見る限りは結構忠実にできていると思います。



 可動範囲は以外に広め。
 一見動かなそうな肩も画像右のように引き出し式関節になっています。
 また、足首(脚部の中央部)には一応ボールジョイント関節があるのですが、こちらはほとんど可動せず。
 今回は膝・股関節・肩・首がマグネット接続で、それなりに動くのですが例によって保持力は低め。
 特に膝に至っては保持力相当に弱いので遊ぶ際は注意が必要です。
 


 今回全長は14センチと小さめなのですが、脚部・胴体が丸々合金意外に結構重量があります。
 で、そんな重量をマグネット関節で支えるのは当然のごとく困難なわけです。
 特に下半身の弱さは尋常じゃなく、素立ちで立たせていても画像のように膝から崩れ落ちます。
 確かに関節の弱さはマグネロボの宿命なのですが・・・今回はちょっとひどすぎます。



 画像では全然頑張っているようには見えませんが、股関節・膝はこのあたりが限界。
 というか、多分このまま放置していたらほぞ確実に崩れ落ちると思います。
 上半身の方は特に保持力の問題などはないので、ポーズをつける際はそちらでカバーしてください。

 なお、手首にはスプリングが仕込まれているのでヤリアーム、ツイストアーム等手首は発射が可能。(威力は弱め)
 ・・・ヤリアーム? ヤリ? すいません、ファンの人に聞きたいのですがこの右手はヤリアーム・・・ですよね?



 カッターフットは差し替えなしで展開可能。
 また、向きを逆にすることもできます。



 ここからは武装の紹介。
 まずはターボ連続ミサイルとナイファー。ナイファーの方は刃の部分が軸可動します。



 次はレーザー砲とパケットフィンガー。
 両方とも手首を交換するタイプで、特にギミックはありません。



 カッターブーメランに磁流波ワイヤー。
 前述のとおり手首にはスプリングが仕込まれているのでカッターブーメランの発射が可能です。



 ゴッツラーアームはパーツの追加で発射状態にもできます。
 なお、カバーの方は開閉が可能ですが、しっかりと閉めるのは無理です。



 最後はクランカーハッグ・・・すげぇな、どう見ても主人公がやる類の技じゃないよ・・・。
 こちらはそれぞれを腰のマグネットに接続。先端の刃の部分は軸可動します。



 ここからは主人公たちが搭乗する(らしい)トロッターの紹介。
 まずはトロッター1号。こちらもブルーメタリック調のカラーとなっています。
 大きさは全長約7センチと小さめ。ただ、塗装精度などは悪くないです。



 そしてトロッター2〜5号・・・うーん、2号と3号、4号と5号の違いがわからない。
 こちらも両方とも小さいのに塗装精度も良好。ただ、4号と5号は分解しやすく翼の保持力が悪いです。
 ちなみに4号5号の下部の台座(?)は取り外しが可能で、ギミックを考えると取り外しておくことをお勧めします。



 トロッターが合体してペンタゴラスへ。うーん、なかなかにカッコ良いです。
 ちなみこちら、4号5号に台座をつけていない場合はまさかの完全変形合体です。この大きさで・・・やるな!

 ただ、このペンタゴラスとにかく保持力がありません。
 2・3号4・5号をつけた1号の翼はすぐに垂れ下がるし2〜5号はちょっとの衝撃で落下。そして4・5号は即分解。
 大きさが大きさなのである程度は仕方ないとは思いますが、こちらもちょっとひどいかなぁ。



 ペンタゴラスはエスパー・ジェクター発射形態へ変形(?)することが可能。
 どうやらこの状態でバラタックに指示を出すっぽいですね。



 ここからはアタッチメントの紹介。
 まずはブルーバラタック。いわゆる飛行形態ですね。

 バラタックとの共通パーツは本体と頭部のみ。合金部は胴体のみになるので重量は軽くなります。
 見たところ造形・塗装も良好・・・ただ、塗装は全然メタリックっぽくはないです。かろうじてラメが入ってる程度。
 というか、コレほとんど成形色なのでは・・・。



 ブルーバラタックは機首を持ち上げることが可能。
 で、この機首の保持が弱く、基本的に常に垂れ下がっている状態です。
 せっかく本体の胸部上に接続用の穴があるのだから、そこにひっかけるジョイントをつければいいのに・・・詰めが甘い!



 次はグリーンバラタック。水中用形態です。
 ブルーの時も思いましたが、これバラタックの頭部つける意味あるのか?
 
 こちらも胴体の身が合金で他はプラ製。造形・塗装も良好。ブルーに比べればまぁ全体的にメタリックっぽいかなぁ。
 ところで、左右のスクリューブロックのみ緑の色合いが微妙に違うのですが、そういう設定なんですよね?



 こちらは船首のカッターやテイルフィンが可動・展開します。
 各パーツの保持も問題なく、なかなかに遊びやすいです。遊びがいはあまりないですけど。



 アタッチメントパーツ最後はブラックバラタック。
 陸戦用形態らしいですが・・・ここまで来るともう何が何だかわかりませんね。

 今回は以前の2タイプと違い追加したフレームが合金製なのでかなりのズッシリ感。
 塗装・造形も良好で、転がし走行が可能です。



 ちなみにブラックバラタックは胴を引き起こすことでこんな状態にもできます。
 この状態にすれば関節の保持力とかは全く気いならないし、遊びやすいです。



 アクション。やはりこの形態が一番遊びやすいですね。
 腕の関節は横肘とドリル側のみ通常の前後可動。腕の外側はネジ穴丸出しなのでネジ隠しパーツを使うとよいかも。
 ちなみに両手とも肘から下をバラタックの武装と交換することが可能です。




 マグネットジョイントの径が同じなので、同シリーズのジーグとパーツの交換が可能。
 それにしても、ジーグって本当に遊びやすいですね・・・バラタックの後に触ると本当にそう思います。



 そして恐るべきバラタックの遊びにくさ。
 この下半身をどうにかしない限り地球に明日はないですね。



 ちなみに股関節については内側にクッションテープ等を張り付けることでそれなりの保持力にはなります。
 開脚も画像右程度ならある程度の保持が可能になります。(膝が弱いのでそのうち崩れ落ちると思いますが)


総評


 長所はあるのですが、短所が強すぎる感じですね。
 造形・塗装・プロポーションは良好。メタリックカラーVer.とありますが実物はそれほどメタリックではないです。(脚部以外)
 付属品は豊富で、パーツの組み替えはなかなか楽しく、遊びがいは十分。

 ただ、それらの長所を台無しにするほどとにかく通常状態の遊び心地が悪い。
 というか、そもそも自立させる時点で困難。結局飾るときは素立ちオンリー。
 手に持って遊ぶ際は自然とブラックやグリーンバラタックになってしまいますね。
 マグネット関節にするのはもちろん大歓迎なのですが、下半身はなんかしらの工夫が欲しかったなぁ。

 色についても色合い自体は良いと思うのですが、HPやパッケージのシールと色が違うのはどうなのか。(特に腕部)
 また、腕部の色が脚部や胴と比べ少し浮いてしまってるのは残念。せめてそこは合わせてほしかったです。
 あ、それと、値段は例によって高すぎます。パーツが豊富とは言え、25000円は間違いなくあり得ないですね。


 長所はきちんとあるのですが、短所が強すぎて結局微妙な感じになってしまったアイテムですね。
 正直お勧めできるかと聞かれたら値段的にも「NO!」なのですが、ファンの方なら愛でカバーできる・・・かもしれません。


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